五常三徳とは、正確には「五常の道」と「三徳」と言われ、これらをまとめたものです。 「五常の道」とは、「戦国時代の武士が守るべきもの」として受け入れられていた五つの項目で、 「三徳」とは、「戦国時代の武士が身につけていなければならないもの」とされていたものです。 「五常の道」と「三徳」は、下のようになります。
ここで注目すべきことは、五常の道にも三徳にも「忠」が入っていないことでしょう。 これについては、「去留の自由」で述べていきます。