田舎館城(いなかだてじょう)
歴史
田舎館城は文安年間(1469年~86年)に、千徳政久の次男・貞武によって築城されたと言われています。
貞武は田舎館千徳氏となり、千徳氏は五代に渡り田舎郡の領主を務めました。
やがて、大浦為信が津軽統一に乗り出すと、千徳氏本家は大浦氏に味方。
一方の田舎館千徳氏は、南部氏に味方し大浦氏と千徳本家と対立しました。
1585年、大浦為信は田舎館城を攻め、千徳政武は籠城。
しかし衆寡敵せず、田舎館千徳氏は滅亡し、田舎館城も廃城となりました。
田舎館城訪問記
『ヤマコ』と呼ばれる場所。 周囲と比べて小高くなっています。 |
ヤマコには石碑があります。 ヤマコは落城した時に玉砕した、田舎館城兵330余名を埋葬した場所と言われています。 |
田舎館城の案内板。 ヤマコにあります。 |
生魂神社にある千徳掃部追悼碑。 千徳政武や千徳於市はさぞかし無念だったでしょう…… |
お城データ
所在地 | 青森県南津軽郡田舎館村田舎舘中辻 |
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築城者 | 千徳貞武 |
別名 | なし |
城郭形態 | 平城 |
備考 | 隣の村役場の方が、いろいろな意味で目立つ。 |
アクセス | 弘南鉄道弘南線「田舎館」より徒歩25分 |
駐車場 | なし |
満足度 | ★★☆☆☆ |
地図 | |
訪問日 | 2014年7月27日 |
参考資料
参考資料一覧 |
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現地案内板 |