亀田陣屋(かめだじんや)
歴史
亀田陣屋は1623年、初代岩城亀田藩主・岩城吉隆によって築かれました。
吉隆は佐竹義重の甥にあたる人物であり、1626年に佐竹義宣の養子になって家督を相続。
岩城氏の家督は叔父の佐竹宣家(岩城宣家)が継ぐなど、佐竹氏との縁が深い関係にありました。
上記から亀田藩は久保田藩の支藩のような立場にあり、そのためか城持ち大名には長年なれなかったのです。
岩城氏は1852年に念願の城持ち大名となりますが、1868年の戊辰戦争で久保田藩に攻撃されてしまい、亀田陣屋は灰燼に帰したのです。
亀田陣屋訪問記
亀田美術館の入り口。 重厚な門が目を引きますが、こんな大きな門は存在しなかったでしょう。 |
門をくぐってちょっと歩くと庭園に辿りつきます。 残念ながら、これといった城郭遺構は見当たりません。 |
少し離れたところにある模擬天守。 「天鷺城」と記載されています。 |
お城データ
所在地 | 秋田県由利本荘市岩城亀田亀田町 |
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築城者 | 岩城吉隆 |
別名 | 亀田城 |
城郭形態 | 陣屋 |
備考 | 現在は亀田小学校や亀田城美術館となっている。 |
アクセス | 日本海東北道「松ヶ崎亀田IC」より車で10分 |
駐車場 | あり |
満足度 | ★★☆☆☆ |
写真販売 | 模擬天守(フォトライブラリー) |
地図 | |
訪問日 | 2013年10月6日 |
参考資料
参考資料一覧 |
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現地案内板 |