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金沢城(かなざわじょう)

石川門 石川門

歴史

かつてこの地には、加賀一向一揆の拠点である金沢御坊(石山本願寺の支院)がありました。
1580年、織田信長の命を受けた佐久間盛政が金沢御坊を攻略。
盛政は御坊を金沢城と改称し、以後自分の居城としたのです。
ですが盛政は、1583年の賤ヶ岳の戦いで戦死。
金沢城は、石川・河北を加増された前田利家に与えられました。
1587年、前田利家は高山右近の手を借り、金沢城を近世城郭へと改修。
しかし以後も金沢城は、利家・利長・利常の三代に渡り、何度も改修されるのです。
しかし1602年には落雷により天守が焼失し、1620年・1631年には火災により本丸が焼失。
更に1759年に大火災に遭うなど、本丸が何度も災害にあいました。
そのため本丸の機能は、最終的には二の丸に完全に移り、焼失した天守・御三階櫓などが再建されることはなかったのです。
そのような歴史を歩んだものの、金沢城は加賀前田家の城として、江戸時代を通じて存続したのです。 

金沢城訪問記

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お城データ

所在地 石川県金沢市丸の内
築城者 前田利家
別名 尾山城
城郭形態 平山城
備考 広大な敷地を持ち、櫓や石垣が見所。
すぐ隣にある兼六園なども見逃せない見学スポット。
アクセス JR北陸本線他「金沢駅」より徒歩20分
駐車場 あり(丸の内駐車場など)
満足度 ★★★★★
地図 Mapion
訪問日 2008年6月29日・2018年7月21日・2019年11月3日

参考資料

参考資料一覧
ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地案内板・配布パンフレット・ザ・登城(46様個人サイト)

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