加藤清正TOPへ
清正と蓮根

加藤清正は、熊本城の外堀で蓮根を栽培していました。
これはもちろん、蓮根を非常食として使うためでした。

加藤家は1632年に改易となりますが、蓮根の栽培は細川家に受け継がれました。
加藤家が栽培を始めた蓮根を、細川家が利用した料理があるので紹介します。

辛子蓮根
熊本藩主・細川忠利は病弱でした。
ある日、禅僧・玄宅が忠利を見舞った時に、蓮根を食べるように勧めました。
そこで藩の賄方・平五郎が、蓮根の穴に辛子粉を混ぜた味噌を詰め、麦粉・空豆粉・卵の衣をつけて揚げ、献上したのです。
これが辛子蓮根であり、現在は熊本名物となっています。

現在、辛子蓮根は東京でも食べることができます。
例えば、「味問屋 いちにち一膳(東京都港区赤坂4-3-27)」などで、食べることができます。

加藤清正TOPへ
inserted by FC2 system