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河村城 (かわむらじょう) |
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河村城訪問記 | |
河村城は平安時代末期に、藤原氏の一族であった河村秀高によって築城されたと言われていますが定かではありません。 史料上の初見は1352年、河村一族が新田義興・脇屋義治の軍勢四千騎とともに立て籠り、畠山国清を総大将とする足利尊氏の北朝軍と、およそ二年に渡る籠城戦を闘ったというものです。 また1438年に起きた永享の乱では、長尾実景・大石重仲が、鎌倉公方足利持氏と将軍足利義持の調停に奔走しましたが、持氏との関係が悪化した関東管領・上杉憲実に対し、河村城への避難を勧めたとあります。 現在残る遺構は明らかに後北条氏によるもので、1570年以降、甲斐の武田家との対立が深刻になった際、改修を受けたといわれています。 1590年の豊臣秀吉の小田原攻め後、河村城は廃城となったと考えられています。 |
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参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・埋もれた古城(ウモ様個人サイト) |