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小金城(こがねじょう)

障子堀1 障子堀1

歴史

小金城は、小弓城の原氏の家老である高城胤吉が、家臣である阿彦浄意に命じて築城しました。
高城胤吉は1537年に小金城を本拠とし、後に後北条氏に属した事から、小金城は、後北条氏の西下総における拠点となりました。
1560年に上杉謙信が関東に出兵した際は、小金城には一時足利藤氏が入りました。
この際に、高城氏は一時上杉氏に属しましたが、この後再び後北条氏につき、それは小田原攻めまで続きました。
1590年の豊臣秀吉の小田原攻めに際し、小田原城の劣勢が顕著になると小金城は開城し、以後一時期は徳川信吉の居城となりましたが、信吉が水戸城に移った際に廃城となりました。

小金城訪問記

冠木門 冠木門 障子堀2 障子堀2
大谷口歴史公園に入るとまず見えてくる模擬冠木門。 かつての金杉口にあたります。 復元された障子堀。
復元とはいえ立派です。
金杉曲輪 金杉曲輪 土塁1 土塁1
金杉曲輪は広々とした広場に。
本当に癒されます。
金杉曲輪を取り巻く土塁。
案内板によると、この低い土塁は敵から身を隠す程度の役割しか持っていなかったようです。
石碑1 石碑1 畝堀1 畝堀1
金杉曲輪に建てられている石碑。
地元で愛されている様子が伝わります。
金杉曲輪下ると見えてくる畝堀。
う、畝はどこだ!?。
畝堀2 畝堀2 達磨口史跡 達磨口史跡
以前は畝があったのですが……
だいぶ消えてしまったのですね……
大谷口歴史公園の南東にある達磨口史跡。
標柱と案内板が目印です。
土塁2 土塁2 石碑2 石碑2
達磨口には巨大な土塁が。
金網で仕切られ入ることはできませんが、見ごたえ十分です。
かなり見つけづらい「小金大谷口城址」の石碑。
大谷口歴史公園から住宅街への坂を登り、登った先の信号を右折するとあります。
谷口不動尊 谷口不動尊
「小金城主が本尊として供養していたと伝えられる不動明王が安置されている(寺伝)」谷口不動尊成就院(埼玉県三郷市谷口)。
写真左の案内板に詳細が書いてあります。

お城データ

所在地 千葉県松戸市大谷口
築城者 高城胤吉
別名 大谷口城
城郭形態 平山城
備考 別名大谷口城。
城郭の一部が大谷口歴史公園となっている。
アクセス JR常磐線「北小金駅」より徒歩15分
駐車場 あり(歴史公園駐車場・無料)
満足度 ★★★☆☆
地図 Mapion
訪問日 2006年1月6日・1月12日・9月8日・2022年3月20日

参考資料

参考資料一覧
埋もれた古城(ウモ様個人サイト)現地案内板

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