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児山城(こやまじょう)

空堀1 空堀1

歴史

児山城は南北朝時代、多功宗朝の次男(三男と言う説もある)である朝定により築城されました。
1541年、児山城は宇都宮氏内部で勢力を伸ばしていた芳賀高経と、 それを快く思っていなかった宇都宮尚綱との戦いの舞台となり、その際芳賀高経は敗死しました。
1558年、児山城は城主であった児山兼朝が多功の戦いで戦死したため落城。
その後の歴史は定かではありませんが、宇都宮氏の改易と同時に廃城となったというのが一般的な見方のようです。

児山城訪問記

空堀2 空堀2 空堀3 空堀3
二郭東の堀。
看板に従い歩いていくと、この堀が出迎えてくれます。
案内板の周囲には、かつては堀だったような地形が。
写真でなくともかなり浅いです。
案内板 案内板 空堀4 空堀4
児山城の案内板。
周囲は山ユリの自生地のようですね。
主郭東の堀。
おおっ!すばらしい堀だ!
空堀5 空堀5 土橋 土橋
主郭南の堀。
ここは写真映りがもっとも良い堀です。
主郭南西にある土橋。
ここがかつての入り口だったのでしょうか?
空堀6 空堀6 主郭 主郭
上の堀を土橋側から見たもの。 主郭。
草木に覆われており、静かな空間です。
土塁 土塁 櫓台 櫓台
主郭周りは土塁と堀に囲まれています。
(写真は土塁)
土塁の四隅は高くなっています。
往時は櫓台があったのでしょうか?
空堀7 空堀7 空堀8 空堀8
主郭西の堀。
左側は畑となっていますが、往時は二郭が続いていたことでしょう。
主郭北の堀。
この堀のみ少々藪がひどいです。
空堀9 空堀9 空堀10 空堀10
2021年再訪時に撮影した空堀。
天気は悪いですが、とても美しい!
空堀をもう一枚。
いつまでも残ってほしい城跡です。

お城データ

所在地 栃木県下野市下古山
築城者 児山朝定
別名 なし
城郭形態 平城
備考 規模自体は小さいが、 非常に良い保存方法により その姿をとどめている。
アクセス JR東北本線「石橋駅」より 徒歩25分
駐車場 あり(城址公園駐車場・無料)
満足度 ★★★☆☆
写真販売 空堀(フォトライブラリー)
地図 Mapion
訪問日 2007年5月3日・2021年5月9日

参考資料

参考資料一覧
ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地案内板・埋もれた古城(ウモ氏個人サイト)

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