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中津城
(なかつじょう)
模擬天守
写真は模擬天守です。
城郭関連の本 城郭関連商品
所在地 大分県中津市二ノ丁
築城者 黒田孝高
別名 扇城・小犬丸城・丸山城
城郭形態 平城
備考 2007年頃に売却騒動が持ちあがったが、今のところ従来通り一般公開されている。
アクセス JR日豊本線「中津駅」より徒歩15分
駐車場 あり
満足度 ★★★☆☆(5段階中3段階)
地図 Mapion
中津城訪問記
中津城は1588年、黒田孝高により築城が開始されました。
1600年、黒田家は筑前に加増転封となったため、中津城の築城は一時中断。
かわって中津に入城した細川忠興が築城を引き継ぎますが、1602年から小倉城築城に着手。
忠興は小倉城を主城に定めたため、中津城の築城は細川興秋に引き継がれました。
1621年にようやく中津城は完成するも、1632年に細川家は熊本藩に転封。
中津城には小笠原長次が入りましたが、 1698年に小笠原長胤の悪政・乱行により改易となり、改めて長胤の弟・長円が中津城に封ぜられました。
しかし、1717年に小笠原長さとが6歳という若さで亡くなった為、小笠原氏は弟長興が継いで播磨国安志に一万石で転封となりました。
同年、奥平昌成が十万石で入封し、中津城は明治維新まで奥平氏の居城となったのです。
参考文献・参考サイト
ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地案内板・現地配布パンフレット・城郭放浪記(PEI様個人サイト)
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