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飫肥城 (おびじょう) |
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写真は大手門です。 城郭関連の本 城郭関連商品 |
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飫肥城訪問記 | |
飫肥城の築城年代については定かではありませんが、室町時代に土持氏によって築城されたと言われています。 やがて飫肥城は島津氏の領有となり、島津氏は一族である新納忠続を城主としました。 1484年、1485年に、伊東祐国が飫肥に侵攻しますが、新納忠続によって祐国は討たれました。 それをきっかけとして、伊東氏の飫肥侵攻が本格化。 断続的に続いた飫肥侵攻は、1567年に遂に形をなし、飫肥は伊東氏の領有となりました。 ですが、1572年の木崎原の戦いで伊東氏が大敗すると、島津氏の力が再び強まり、1577年に飫肥は島津氏の領有となりました。 しかし、飫肥を追われた伊東氏は羽柴秀吉に仕え、九州征伐の功をきっかけに飫肥の大名に返り咲きました。 以後、廃藩置県まで14代に渡り、飫肥の地は伊東家が治めるところとなったのです。 |
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参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地案内板・現地案内パンフレット・城郭放浪記(PEI様個人サイト) |