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坂田城 (さかたじょう) |
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写真は主郭〜二郭間の堀です。 城郭関連の本 城郭関連商品 |
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坂田城訪問記 | |
坂田城は戦国時代、横芝周辺を支配していた井田氏が築城したとも、14世紀に千葉氏が築城したものを井田氏が攻略したとも言われていますが、定かではありません。 16世紀中頃、井田氏は後北条氏に臣従し、軍役三百騎を負っていました。 その中にあって、南の里見氏、北の佐竹氏と戦い、徐々に勢力を拡大し、在地土豪としてゆるぎない勢力基盤を築き上げたのです。 1590年、当主・井田胤徳は、豊臣秀吉の小田原攻めに対し小田原城に入城。 坂田城の守備に関しては、家臣・杉田為鑑が指揮を取りましたが、豊臣軍に攻められ開城し、同年廃城となったのです。 なお、井田胤徳は下総に落ち延びた後、本佐倉城主となった武田信吉(徳川家康の五男)に仕え、佐倉領の代官となっています。 |
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参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・埋もれた古城(ウモ氏個人サイト) |