三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
歴史
三内丸山遺跡は、縄文時代前期中頃から中期末頃の大規模集落跡です。
この地に遺跡が存在することは江戸時代からすでに知られており、土偶や甕の破片などが見つかっていました。
1992年、県営野球場建設に際して調査が行われ、その結果、この遺跡が大規模な集落跡とみられることが分かったため、青森県は野球場建設を中止し、遺跡の保存を決定したのです。
三内丸山遺跡訪問記
三内丸山遺跡の入り口は、なんだか博物館のよう。 狐につままれた気持ちになりながら進んでいくと…… |
開けた場所に出ます。 向かって左手側に行くと、史跡ゾーンに突入します。 |
いわゆるゴミ捨て場である南盛土。 発掘された遺構の一部は、このように屋内保存されています。 |
復元された竪穴住居。 遺跡内にいくつも見られます。 |
復元された掘立柱建物跡。 遺跡中央部でまとめて見つかったとのこと。 |
もちろん、掘立柱建物跡は複数復元されています。 |
大型竪穴住居跡。 長さ32mもある大規模なものです。 |
大型掘立柱建物跡(手前) あまりにも巨大でびっくりしました。 |
屋内保存されている北盛土。 土器の破片が散乱しています。 |
屋内保存されている子供の墓。 子供は土器に入れて埋葬されたとのこと。 |
屋内保存されている大型掘立柱建物跡。 柱だけでも規模の大きさが分かります。 |
最後に石碑を一枚。 大満足の三内丸山遺跡でした。 |
史跡データ
所在地 | 青森県青森市三内丸山 |
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時代 | 縄文時代 |
別名 | なし |
史跡形態 | 大規模集落跡 |
備考 | 大規模な史跡ながら、無料で見学できる。 |
アクセス | 東北自動車道「青森IC」より車で5分 |
駐車場 | あり |
満足度 | ★★★★☆ |
写真販売 | 大型掘立柱建物跡 |
地図 | |
訪問日 | 2014年7月26日 |
参考資料
参考資料一覧 |
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現地案内板・現地配布パンフレット |