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館山城
(たてやまじょう)
模擬天守
写真は模擬天守です。
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所在地 千葉県館山市館山
築城者 里見義康
別名 里見城
城郭形態 平山城
備考 現在は城址公園となり、模擬天守がシンボルとなっている。
アクセス JR内房線「館山駅」より徒歩20分
駐車場 あり
満足度 ★★★☆☆(5段階中3段階)
写真販売 模擬天守(フォトライブラリー)
地図 Mapion
館山城訪問記
館山城は1588年、里見義康により築城が開始され、1590年に完成しました。
同年の豊臣秀吉の小田原攻めの後、里見氏は遅参を咎められ上総の地を没収されてしまい、安房一国のみを安堵されたため、この城を本拠とせざるを得ませんでした。
1600年の関ヶ原の戦いでは里見氏は東軍に属し、宇都宮を守った功により加増されます。
館山城は少しづつ改築され規模も拡大していきますが、1614年の大久保忠隣事件の際、時の当主里見忠義は、忠隣の孫娘を娶っていたことから嫌疑をかけられ、城の修築が多すぎることと召抱えの家臣が多すぎることから倉吉の地へ配流となりした。
その後、忠義は失意のうちに死去し、里見氏は滅亡したのです。
なお、この時殉死した八人の家臣の遺骨は、秘密裏にこの地に持ち帰られて埋葬されており、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」は、この家臣らをモデルとしたといわれています。
参考文献・参考サイト
ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・埋もれた古城(ウモ様個人サイト)
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