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立花家を支えた�ｧ千代

�ｧ千代は1569年、立花道雪の娘として生まれました。 　さて、「雷神の化身」とまで謳われた父道雪ですが、晩年になっても跡を継ぐべき嫡子が生まれませんでした。 　そのため1575年、道雪は主君である大友宗麟に、「�ｧ千代に家督を継がせたい」との願いを出すのです。 　宗麟がそれを承知したため、道雪は当時まだ七歳である�ｧ千代に家督を相続。 　実権は無論道雪が握っていたので、形だけであるものの、こうして戦国時代には非常に珍しい、女当主が誕生したのです。 　しかし1581年、道雪は高橋紹運の息子であった統虎(宗茂)を気に入り、彼を養子として迎え入れ、�ｧ千代を妻として家督を相続させました。 　これ以後、立花家は宗茂・�ｧ千代夫婦が、協力して支えあっていくことになるのです。 　が、1595年、�ｧ千代は柳川城を出て、新館に移り宗茂と別居。 　そんな中、1600年の関ヶ原の戦いで宗茂は西軍に参加したため、戦後所領を没収されてしまいます。 　その際�ｧ千代は宗茂とは共に行かず、肥後の腹赤村に隠棲したのです。 　後に宗茂は旧領に復帰しますが、�ｧ千代は1602年に三十四歳の若さで亡くなってしまい、再び宗茂と共に歩むことはなかったのです。

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