脇本城(わきもとじょう)

歴史

脇本城の築城時期は不明ですが、1577年に安東愛季が大規模な改修を行い、居城としたことで知られています。
愛季が1587年に没すると、湊安東氏の嫡流高季・豊島氏が愛季の嫡子・実季を攻める「湊騒動」が勃発しました。
その際、実季は脇山城を捨てて檜山城に籠城し、やがて反撃に転じ湊勢を打ち破りました。
以後も脇本城は使用されていましたが、1590年に廃城になったとも、1603年に廃城になったともいわれ、釈然としません

脇本城訪問記

脇本城の入り口にある、とても大きな標柱。 このおかげで位置が非常に分かりやすかったです。	標柱の近くにある案内板。 ここから山道を登っていくことになります。
山道を登っていくと、少し古い案内板が！ ここから5分ほど歩くと……	広々とした内館跡に到着します！ まさに土の城址らしい場所です。
写真では明瞭ではありませんが、空堀も見られます。	内館跡の大土塁。 高さは3mはあるでしょう。
もうまったく何か分かりませんが、井戸跡です。	土の城らしく、土塁が至る所に見られます。
内館跡からは、日本海が一望できます。 そう、晴れていれば……！	最後に空堀を一枚。 大満足の脇本城でした。

お城データ

所在地	秋田県男鹿市脇本脇本七沢
築城者	不明
別名	なし
城郭形態	山城
備考	国指定史跡として整備されている。
アクセス	JR男鹿線「脇本駅」から徒歩35分
駐車場	あり
満足度	★★★☆☆
写真販売	内館跡(フォトライブラリー)
地図
訪問日	2013年10月5日

参考資料