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八代城
(やつしろじょう)
天守台と水堀
写真は天守台と水堀です。
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所在地 熊本県八代市松江城町
築城者 加藤忠広
別名 白鷺城
城郭形態 平城
備考 本丸と北の丸が公園となっている。
アクセス JR鹿児島本線「八代駅」より徒歩30分
駐車場 市営駐車場を利用(有料)
満足度 ★★★★☆(5段階中4段階)
地図 Mapion
八代城訪問記
もともとこの地には、小西行長が築城した麦島城がありました。
関ヶ原の戦い後、肥後には加藤清正が入り、家臣の加藤正方が麦島城主となりました。
1615年、徳川家康は一国一城令を発布しました。
ですが、薩摩の島津氏を抑えるため、肥後では熊本城と麦島城の2城の存続が、例外的に認められました。
1619年、麦島城は大地震のため倒壊してしまいました。
そのため、加藤忠広は幕府の許可を得た上で、現在残る八代城を築城したのです。
1632年、加藤氏が改易となると、肥後には細川忠利が入ります。
忠利は当然、本城である熊本城を居城としましたが、忠利の父・細川忠興が八代城を隠居所として使用しました。
1646年に忠興が没すると、細川家の筆頭家老・松井興長が城主となりました。
以後、八代城は松井氏代々の居城として、1870年の廃城まで存続したのです。
参考文献・参考サイト
ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・お城の旅日記(中西様個人サイト)
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