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湯坂城 (ゆさかじょう)
写真は解説板と土塁(解説板の背後)です。 城郭関連の本　城郭関連商品	所在地 神奈川県足柄下郡箱根町湯本 築城者 大森氏 別名 なし 城郭形態 山城 備考 それほどきつくない登山30分ほどで、解説板がある場所に辿り着く。 アクセス 箱根登山鉄道線「箱根湯本駅」より徒歩15分 駐車場 なし 満足度 ★★☆☆☆(5段階中2段階) 地図
湯坂城訪問記
湯坂城は室町時代、この周辺に勢力を張っていた大森氏により築城されました。 1418年、上杉禅秀の乱の恩賞として、大森氏は小田原城を与えられました。 以後湯坂城は、小田原城の支城として使用されました。 ところが1495年、小田原城が北条早雲に落とされ、大森氏は滅亡。 そのため湯坂城は、後北条氏の城となったのです。 1590年の豊臣秀吉の小田原攻めに対して、湯坂城は小田原防衛のために利用されますが、箱根街道が利用されたこともあり、湯坂城は落城。 そのため早雲寺に豊臣軍の本陣が置かれ、石垣山城が築城されるなど、後北条氏が敗れる一因となったのです。
参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・城と古戦場(マサハレ様個人サイト)