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稲村城 (いなむらじょう) |
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稲村城訪問記 | |
稲村城は1480年代、前期里見氏初代・里見義実により築城が開始され、二代目である義通の時代に完成したと言われています。 1533年、時の里見家当主・里見義豊は、譜代の家臣らと協議の結果、当主の座を虎視眈々と狙っていた叔父・里見実堯と、里見氏の敵である北条氏綱に接近していた正木通綱を稲村城で誅殺。 それを受けた実堯の子・義堯と通綱の子・時茂は、北条氏綱の助力を得、造海城に拠り義豊に抵抗。 後の世に「天文の内乱」と呼ばれる争いが勃発したのです。 1534年、義豊は犬掛の戦いで敗死し、義堯を祖とする後期里見氏が始まったのです。 そして同年、稲村城は廃城となったのです。 |
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参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・埋もれた古城(ウモ様個人サイト) |