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前橋城 (まえばしじょう) |
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写真は県庁北の土塁です 城郭関連の本 城郭関連商品 |
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前橋城訪問記 | |
前橋城の築城時期については未詳ですが、15世紀後半頃、長尾忠房が築城したという説が通説となっています。 この城はまもなく水害により破壊され、その後長尾賢忠が城を修築し拡張しました。 1560年、前橋城は関東に出兵した上杉謙信の駐留地となり(長尾氏はこの時、上杉氏に従っていた)、1563年には北条高広が入りましたが、以後前橋城は、戦略的な理由からたびたび争いに巻き込まれることになります。 1579年、北条高広は武田勝頼に降伏しますが、信長が本能寺に倒れると滝川氏に従い、滝川氏が間もなく関東から撤退すると、以後は後北条氏に従うことになりました。 1590年の豊臣秀吉の小田原攻めにより前橋城は落城し、その後は平岩氏、酒井氏、松平氏など城主が変遷。松平氏が入った頃には、前橋城はすっかり荒廃していました。 なので1728年、松平氏は川越城に移転し、前橋城は一時期に廃城となります。 前橋には陣屋が置かれましたが、衰えてしまった城下町のため、松平氏は1863年、前橋城を再興し再び入城したのです。 ですが間もなく廃藩置県を向かえ、前橋城は廃城となりました。 |
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参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・埋もれた古城(ウモ氏個人サイト) |