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宇都宮城 (うつのみやじょう) |
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写真は富士見櫓です。 城郭関連の本 城郭関連商品 |
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宇都宮城訪問記 | |
宇都宮城の築城時期に関しては諸説ありますが、一般的には平安時代、藤原宗円(宇都宮氏の先祖)によって築城されたと言われています。 その後なんと500年以上にもわたり、宇都宮城は宇都宮氏の居城となるのです。 築城当初は館という感じであった宇都宮城ですが、南北朝時代になると合戦に備え、次第に中世城郭として改築されていきました。 戦国時代には、宇都宮城はたびたび争いの場となりましたが、1590年の豊臣秀吉の小田原攻めの後、当時の宇都宮家当主・宇都宮国綱は本領を安堵され、一時、秀吉が奥州の仕置きをするために宇都宮城に入ったこともありました。 しかし1597年、国綱は突然改易を言い渡され、その後宇都宮城には浅野長政、ついで蒲生秀行が入りました。 関ヶ原の戦いの後、宇都宮城には奥平家が入った後、本多正純が入ります。 正純は宇都宮城を近世城郭として改修していきましたが、1622年、宇都宮城無断修築の罪を問われて改易となり、松平氏、阿部氏を経て戸田氏が入り、以後宇都宮城は、明治時代まで戸田氏の城となったのです。 しかし1868年の戊辰戦争によって、宇都宮城は灰燼に帰し、跡形もなくなってしまったのです。 |
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参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・埋もれた古城(ウモ氏個人サイト) |