桑名城武士の館

桑名城
(くわなじょう)

所在地	三重県桑名市吉野丸
築城者	桑名行綱？
別名	扇城・旭城
城郭形態	平城
備考	城址は現在九華公園となり、水堀がとてもよく残っている。
アクセス	JR関西本線他「桑名駅」より徒歩20分
駐車場	あり
満足度	★★★☆☆(5段階中3段階)
写真販売	九華公園(フォトライブラリー)
地図

桑名城訪問記

桑名城の築城時期については未詳で、一説には鎌倉時代、桑名行綱が築城したといわれていますが定かではありません。
確実なのは、関ヶ原の戦い直前には、氏家行広が城主となっていたことです。
関ヶ原の戦い後、行広に代わって本多忠勝が城主となり、160１年より、およそ10年の歳月をかけて桑名城を改修。
それは、櫓五十一基・多聞櫓四十六基が立ち並ぶという、実に壮大な城でした。
1617年、本多忠政は姫路城へ移封となり、代わって久松(松平)定勝が入ります。
久松氏は一度転出しますが、1823年に再び桑名城に戻ります。
しかし1868年の戊辰戦争時に建物の大半を焼失し、その後廃城となりました。
なお、久松定綱は天守を築いたのですが、1701年に火災で焼失し、その後再建されることはありませんでした。

参考文献・参考サイト
ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板・Hatabo's Homepage(はたぼー様)