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佐和山城 (さわやまじょう) |
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写真は石垣の石と伝わる石詰です。 城郭関連の本 城郭関連商品 |
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佐和山城訪問記 | |
佐和山城は鎌倉時代、この地の豪族であった佐保時綱により築城されたといわれています。 室町時代には六角氏の城となり、やがて戦国時代に入ると浅井氏の城となり, 城主となった磯野員昌は織田信長軍と戦い開城。佐和山城には丹羽長秀が入りました。 本能寺の変の後、堀秀政、堀尾吉晴が城主を務めた後、 1590年ごろ石田三成が入城し、城下町の整備を行うのと平行し、 俗に『三成に過ぎたるもの』と言われている、大規模な城へと佐和山城を改築したのです。 ですが1600年の関ヶ原の戦いの後、佐和山城は小早川秀秋軍に攻められ落城。 その後、この地に入ってきた井伊直政は、三成が領地で善政を敷いていたため、 領民が三成を大変慕っていたことから、この地から三成色を消し去るために彦根城築城を計画。 嫡子である直継が彦根城の築城を始めると、建物をはじめ石垣までが彦根城に転用され、 佐和山城は廃城となりました。 |
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参考文献・参考サイト ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・お城の旅日記(中西様個人サイト) |