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白河小峰城
(しらかわこみねじょう)
櫓と門
写真は三重櫓と前御門です
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所在地 福島県白河市郭内
築城者 結城親朝
別名 白河城・小峰城
城郭形態 平山城
備考 壮大な石垣が一番の見所。
三重櫓と前御門が復原されている。
アクセス JR東北本線他「白河駅」より徒歩3分
駐車場 あり
満足度 ★★★★★(5段階中5段階)
写真販売 フォトライブラリー
地図 Mapion
白河小峰城訪問記
白河小峰城は1340年、結城親朝がこの地に城を築城したことに始まります。
その後代々、白河小峰城は白河結城氏の城となりますが、1590年の豊臣秀吉の小田原攻めの際、時の当主・結城義親は参陣せず、そのため戦後、義親は改易処分となってしまいます。
その後、この地は会津領となり、蒲生氏や上杉氏の所領となりますが、1627年、丹羽長重が棚倉城から移封となると、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の命により白河小峰城は近世城郭として大改築され、東北地方の外様大名の反乱に備えることとなります。
1643年、長重の子・丹羽光重は二本松城に移封となると、その後の城主は榊原氏・本多氏・奥平松平氏・越前松平氏・久松松平氏・阿部氏と目まぐるしく変わり、
1866年に阿部正静が棚倉城に移封となると、白河は天領となり、城は丹羽氏の預かりとなります。
が、間もなく戊辰戦争が勃発し、白河小峰城は奥羽越列藩同盟軍と新政府軍との戦いの舞台となったため、1868年に落城したのです。
参考文献・参考サイト
ビジュアル・ワイド日本の城(小学館)・現地解説板ザ・登城(46様個人サイト)
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