加藤清正TOPへ |
優れた政治力を持っていた清正 |
加藤清正といえば、一般的に築城・治水の名手として知られています。
熊本城をはじめ、清正は江戸城・名古屋城の普請に関わり、また熊本では、毎年氾濫する川に治水工事を行いました。
また一方で、三振法という法律を制定したとして知られています。
さて、このように見ると、清正はかなりの政治力を持っていたように感じられますが、実際には少々誇張があるようです。
森本儀太夫と飯田覚兵衛は清正家臣の中の築城名手で、それぞれ江戸城と名古屋城の普請で成果を上げています。 こうして見てみると、どうやら彼らの功績が、清正一人のものとして伝えられてしまった可能性が高いようです。 |
「コラム3 豊臣家に忠義を尽くした清正」へ |